ペット可賃貸お役立ちコラム
ペット可(相談可)の賃貸物件が増えている一方、退去時のトラブルや近隣住民との摩擦に不安を抱える方も少なくありません。「知らなかった」では済まされない、賃貸ならではのルールやマナーが存在します。今回は、ペットと一緒に賃貸で心地よく暮らすために、契約前から退去時までに必ず押さえておきたい注意点をまとめました。
1. 契約時の注意点:敷金の積み増しと飼育規則の確認
ペット可物件の多くは、契約時に「敷金が1〜2ヶ月分積み増し」、あるいは「敷金償却(返金されない)」となる特約が一般的です。
契約書の確認
飼育できる「種類」「頭数」「サイズ(体重制限)」は厳格に決まっています。「小型犬1匹可」の物件で無断で2匹飼ったり、猫を飼ったりすることは契約違反となり、強制退去の対象になるため必ず事前に申請しましょう。
2. 入居中の注意点①:ニオイとキズの対策
賃貸物件には「原状回復義務」があります。ペットが付けた傷やニオイの消臭費用は、入居者負担になるケースがほとんどです。
対策
- 壁・床:引っかき傷や汚れを防ぐため、壁には「保護シート」、床には「クッションフロア」や「防音マット」を敷き詰めましょう。
- 消臭:空気のこもりやすい部屋では脱臭機を活用し、こまめな清掃を心がけます。
3. 入居中の注意点②:近隣トラブルを防ぐ「音」と「共有部」のマナー
集合住宅では、ペットを飼っていない住民も暮らしています。
- 防音対策:犬の無駄吠え対策や、猫が飛び跳ねる際の足音対策(厚手のマットの活用)は必須です。
- 共有部のルール:エントランス、エレベーター、廊下などの共有スペースでは、ペットを歩かせず「抱きかかえる」か「キャリーバッグに入れる」のが基本マナーです。バルコニーでのブラッシングや排泄も、近隣への迷惑となるためNGです。
4. 退去時の注意点:原状回復の範囲を知る
退去時は、ガイドラインに沿って精算が行われますが、ペットによる汚損は「経年劣化」と認められないケースが多いです。
ポイント
柱の噛み傷、壁紙の引っかき傷、ペット特有の染み付いたニオイなどは、敷金から差し引かれる(または追加請求される)ことを覚悟し、入居中から徹底して綺麗に使う意識が大切です。
まとめ
賃貸でのペット飼育は、ルールを守ることこそが、結果として自分自身と愛犬・愛猫を守ることに繋がります。トラブルを未然に防ぐための工夫を凝らし、快適なペットライフを送りましょう。


